視線の罪【近未來小説】

超監視社会のカメラeyes FEMDOM/女権帝国

プロローグ:目に見えない鎖

 2035年、東京。男女の権力が逆転したこの社会では、自治体ごとに女権委員会が設置され、統治を委任されていた。人工知能「eyes」が街中に設置され、個人の行動、視線、呼吸さえも監視する。男性は「潜在的脅威」として扱われ、特に「性的逸脱」は厳罰の対象だった。冤罪の訴えは、AIの「絶対的判断」の前に無力だった。

 城島友也、38歳。平凡な営業マンとして生きてきた彼は、ある朝、いつものように満員電車に乗った。隣に立っていた女子高校生の制服のボタンが、朝陽に反射して光った。一瞬、視線を向けた。それが彼の運命を狂わせた。

第一章:検知

 「城島友也、登録番号M-347821。不適切な視線が検知されました。女権委員会の定める基準により、性的逸脱行為として記録されました。即刻、拘束します。」

 駅のホームに響く機械的なアナウンス。友也は凍りついた。周囲の視線が突き刺さる中、たちまち黒い制服の女権委員会の執行官たちが彼を囲んだ。

 「待ってください! 冤罪です! 僕は何もしていない…!」

 彼の叫びは無視され、両腕を拘束具で締め上げられた。友也は女権委員会の施設に連行された。そこは冷たいコンクリートの壁に囲まれた尋問室だった。AIの監視カメラが赤く光り、彼の心拍数、発汗量、瞳孔の動きを記録する。

 尋問官の女性は感情のない声で告げた。「あなたの視線は、対象女性の服の胸元に0.7秒間留まりました。AIの解析により、性的意図が確認されています。」

 「そんなわけない! ただの反射だ! ボタンが光っただけなんだ!」

 友也の弁明は、AIのデータベースに「感情的抵抗」として記録されるだけだった。

第二章:三日三晩の審問


 それから三日三晩、友也は尋問を受けた。尋問室は無機質なコンクリートの箱で、頭上の蛍光灯が昼夜を問わず容赦なく光を放ち、友也の目を灼いた。睡眠は一切許されず、与えられるのは薄い栄養バーと少量の水だけ。拘束台に固定された彼の身体は、冷たい金属の感触に震え、筋肉は硬直し、汗と疲労で意識が霞んだ。

 尋問官たちは三人一組で入れ替わり立ち替わり現れ、AIの監視の下、友也の過去の行動、視線の履歴、家族や友人との関係を執拗に掘り下げた。部屋の隅では、AIの赤いカメラが常に彼を監視し、微かな動きや心拍の乱れを記録した。

 初日の尋問は、友也の「視線」のデータから始まった。主任尋問官の女性、黒い制服に身を包んだ30代の冷ややかな人物が、スクリーンに電車内の映像を映し出した。

 「城島友也、0.7秒の視線は、女権法第12条に基づく『不適切な性的注視』に該当する。反論は?」 彼女の声は鋭く、感情を欠いていた。

 「反論も何も、俺はただ制服のボタンを見ただけだ! こんなので罪になるなんておかしい!」 友也は拘束台の上で身をよじり、声を張り上げた。

 だが、尋問官は眉一つ動かさず、AIの解析結果を読み上げた。「君の瞳孔は0.02秒間拡大し、視線は対象女性の胸部領域に集中。性的意図の確率は92.4%と判定された。」

 「ふざけるな! そんなデータで人を裁くなんて、人間じゃない!」 友也の声は怒りに震え、尋問官の目を睨みつけた。

 主任尋問官の目がわずかに細まり、彼女は冷たく笑った。「人間じゃないのはAIだ。だが、AIは嘘をつかない。君のような男が、女権社会の秩序を乱すのだ。」

 友也の反抗はさらにエスカレートした。「女権社会? こんな監視だらけの息苦しい世界が正しいわけない! 視線一つで人生を潰すなんて、狂ってる!」 彼は拘束台を叩き、ベルトが軋む音が部屋に響いた。

 尋問官の一人がタブレットを操作し、AIの警告音が鳴った。「警告:被疑者の発言に女権イデオロギーへの不服従が検知されました。思想チェックを開始します」

 思想チェックは、友也の精神をさらに追い詰めるための装置だった。頭部に電極付きのヘッドセットが装着され、脳波を解析する。

 尋問官たちは新たな質問を矢継ぎ早に浴びせた。

 「女権社会の目的を述べなさい」「男性の役割とは何か」「なぜ女性の尊厳が最優先されるべきか」

 友也は歯を食いしばり、答えるのを拒んだ。「そんなイデオロギー、認めない! 俺は無実だ!」 彼の声は掠れていたが、怒りは消えなかった。

 主任尋問官が一歩近づき、友也の顔を覗き込んだ。「君の脳波は、女権社会への敵意を示している。AIはそれを『危険思想』と分類した。このままでは、きわめて厳しい処分が見込まれる。最悪の場合、再教育施設送りだ」

 友也は吐き捨てるように言った。「再教育? 洗脳の間違いだろ! こんな社会、間違ってる!」

 尋問官の目が冷たく光り、彼女は静かに告げた。「その言葉、記録された。君の罪はさらに重くなった。」

 電極から微弱な電気ショックが流れ、友也は呻き声を上げて身をよじった。AIのカメラが赤く点滅し、彼の「思想偏差値」がリアルタイムでスクリーンに表示された:89%不服従。

 二日目の夜、友也は新たな試練に直面した。

 尋問室の一方の壁がマジックミラーになっており、突然その向こう側が明るく照らされた。友也の目には、信じられない光景が映った。マジックミラーの向こうには、母の和子(59歳)、幼馴染の彩花(38歳)、そして職場の同僚の真央(34歳)が立っていた。

 彼女たちは友也の疲弊した姿を見ることができ、友也もまた彼女たちの表情をはっきりと見ることができた。和子の目は涙で濡れ、彩花は冷たく見つめ、真央は恐怖と同情の混じった目でうつむいた。

 「城島友也、登録番号M-347821。あなたの関係者に、今回の罪状についての証言を求めます」

  主任尋問官の声がスピーカーから響いた。友也は拘束台の上で弱々しく叫んだ。「母さん…俺は…何もしてない…」

 和子は震える手でハンカチを握りしめ、「トモヤ…どうして…」と呟いたが、声はマイクを通してもかろうじて聞こえるほどだった。

 彩花がマイクの前に立った。彼女はかつて友也と笑い合った日々を共有した女性だったが、今は冷ややかな目で彼を見下ろしていた。「友也、昔からちょっと軽率だったよね。AIがそう言うなら、きっと何かあったんだと思う」

  彼女の言葉は、友也の胸に突き刺さった。「彩花、違う! 信じてくれ!」 彼の叫びは、マジックミラーを通して虚しく響いた。

 最後に真央が前に出た。彼女は友也の同僚として、彼の誠実さを知る数少ない人物だった。だが、彼女の目は恐怖に揺れていた。

 「トモヤさん…私には何も言えない。AIの判断は…絶対だから…」 彼女は言葉を詰まらせ、顔を背けた。

 友也は絶望に声を絞り出した。「真央…お願いだ…誰か…」

 だが、尋問官が遮った。「関係者の証言により、君の社会的信頼は失われている。AIのデータと思想チェックの結果、君の罪は確定だ」

 三日目の夜、友也は肉体的にも精神的にも限界だった。汗と涙で顔は濡れ、声は掠れ、身体は震えていた。

 主任尋問官が告げた。「城島友也、お前を腎虚刑に処す。明日、儀式劇場にて執行される。50名以上の女性の前で、君の精液は枯渇し、彼女たちの娯楽となるだろう。君の反抗は、女権社会への挑戦として記録された」

 マジックミラーの向こうの光が消え、母たちの姿は闇に溶けた。友也は嗚咽を漏らした。

第三章:儀式劇場

 翌朝、友也はかつてのストリップ劇場を改装した「儀式劇場」に連行された。

 薄暗い円形の舞台を取り囲むように、50名以上の女性観覧者が詰めかけ、まるでカーニバルのような熱気に包まれていた。彼女たちは黒い制服、華やかなドレス、ビジネススーツに身を包み、笑い声や興奮した囁きでざわめいていた。

 場内には「女権社会の勝利」を祝うような、祝祭的な雰囲気が漂い、観客たちはこの「ショー」を心から楽しむ準備をしていた。友也は、複数の女性執行官に囲まれ、舞台中央へと引きずりだされた。

 執行官たちは黒い制服に身を包み、表情は冷たく機械的だった。特に主任執行官は大柄な女性で、友也の身長を上回る体躯と圧倒的な力強さを誇っていた。

 友也はまだスーツを着ていたが、主任執行官が低く響く声で命じた。「城島友也、服を脱がせる。女権法に基づき、腎虚刑は素裸で執行される」

 観客席から「早く脱がせ!」「見せ物スタート!」というヤジと笑い声が沸き起こった。

 友也の心臓が激しく鼓動した。「やめろ! こんなの間違ってる!」 彼は叫びながら、執行官の手を振り払おうとした。

 だが、主任執行官が一歩踏み出し、鉄のような握力で友也の両腕を掴んだ。「抵抗は無意味だ。女権に逆らう気か?」 彼女の声は冷たく、友也の身体を軽々と押さえつけた。

 友也は必死に暴れた。「やめろ! 触るな! 俺は無実だ!」 彼は足をばたつかせ、主任執行官の腕を振りほどこうとしたが、すぐに他の二人の執行官が両肩を押さえつけ、床に押し倒した。

 主任執行官は友也のスーツのジャケットを力づくで引きちぎり、ボタンが床に飛び散った。観客席から「ひゅーっ!」「いいぞ、もっとやれ!」という歓声が上がった。

 友也はさらに抵抗した。「やめてくれ! こんなの耐えられない!」 彼は叫びながら、身体をよじり、執行官の一人を蹴り飛ばそうとした。

 だが、大柄な主任執行官が友也の胸を膝で押さえつけ、シャツを両手で引き裂いた。

 布が裂ける音が劇場に響き、観客席から「情けない!」「抵抗して楽しい?」と嘲笑が飛び、葵の親友たちが「うわ、ダサすぎ!」「さっさと脱がせちゃえ!」とキャッキャッと笑い合った。

 執行官たちは四人がかりで友也を押さえつけ、ズボンを力づくで剥ぎ取り、最後には下着まで引きちぎった。

 友也の裸体が完全に露わになった瞬間、観客席から爆笑と拍手が沸き起こった。「すっごいみっともない!」「これが見たかったのよ!」 若い女性たちが指をさして笑い、スマホで撮影を始めた。友也は羞恥と絶望で震え、涙が頬を伝った。

 「やめろ…恥ずかしい…」 彼の呟きは、観客の哄笑にかき消された。

 執行官たちは友也を舞台中央の拘束台に引きずり、股を無理やり広げ、両足を冷たい金属のベルトで固定した。主任執行官が一瞥をくれ、「これが女権の力だ」と吐き捨てた。

 観覧者たちの視線が、彼の無防備な身体に突き刺さった。

 観覧席には、妻の美咲(34歳)、15歳の娘・葵、そして13歳の長男・裕哉(ヒロヤ)の姿があった。裕哉は小柄でおとなしい中学1年生で、女権社会では本来、男性は腎虚刑の観覧を許されないが、家族として特別に連れてこられた。

 裕哉は母の隣で縮こまり、青ざめた顔でうつむいていた。こんなところに来たくなかった… 彼の小さな身体は震え、女性ばかりの観客席の視線に耐えきれなかった。

 葵は父親の裸体を直視できず、うつむいていたが、彼女の親友の女子高生たちは対照的に目を輝かせ、ひそひそと笑いながら「やば、めっちゃ面白いんだけど!」と囁き合っていた。若い彼女たちは「教育目的」でAIに選ばれたものの、この場をまるでパーティーのように楽しんでいた。

 大学時代のゼミの友人、玲奈(38歳)は冷ややかな目で友也を見据え、職場の同僚、真央(34歳)は涙をこらえていた。真央は昨夜のマジックミラーでの尋問を思い出し、友也に目を合わせられなかった。

 母の和子(59歳)と幼馴染の彩花(38歳)も、遠い席から友也の姿を眺め、顔を青ざめさせていた。その周囲では、見知らぬ女性たちが好奇心や軽蔑に満ちた視線を投げかけ、げらげらと笑い声を上げていた。

 女権委員会の司会者がマイクを握り、観客女性に語りかけた。「本日、性的逸脱者、城島友也に対する腎虚刑を執行します。この儀式は、秩序ある社会の維持と、女性の尊厳を守るための刑罰であると同時に、皆様の娯楽でもあります。観覧者の皆様、特に若い女性には、女権社会の力を心に刻んでいただきます。男性の性的衝動は、女性の前で枯渇するのです!」

 観客席から歓声と拍手が沸き起こり、「やっちゃえ!」「見ものだわ!」というヤジが飛んだ。

 裕哉は母の手を握りしめ、お父さん…なんで… と心の中で呟いたが、声には出せなかった。

 友也は叫んだ。「冤罪だ! 俺は何もしていない! 美咲、葵、裕哉、信じてくれ!」

 だが、美咲は顔を背け、葵は泣き崩れた。裕哉は父親の声を聞き、目を上げる勇気もなく、ただ震えていた。玲奈は無表情で、真央は手を握りしめたまま動かなかった。和子は嗚咽を漏らし、彩花は目を細めて見つめ続けた。

 葵のクラスメイトたちは、スマホを手に「これ、絶対撮っとこ!」とキャッキャッとはしゃいでいた。

 突然、友也の身体に最後の力が湧いた。絶望と恐怖が極限に達し、彼は拘束台のベルトを必死に引きちぎろうとした。

 「こんなの耐えられない! やめろ! 俺は無実だ!」 彼は叫びながら、片方の腕をベルトから引き抜き、舞台の端へとよろめいた。

 観客席が一瞬静まり、執行官たちが動き出す前に、友也は舞台の階段を駆け下り、出口へと向かった。だが、50名以上の女性観覧者たちが一斉に立ち上がった。「逃げる気!?」「ふざけんな、戻れよ!」 怒号と嘲笑が劇場に響き、葵の親友たちが率先して友也の前に立ちはだかった。

 「マジうぜえ!」「逃げられると思ってんの?」 彼女たちは笑いながら友也の腕をつかみ、舞台へと引きずり戻した。見知らぬ女性たちも群がり、「女権を舐めるな!」「ショーを台無しにすんな!」と叫びながら、彼を突き飛ばし、足を引っ張った。

 友也の裸体は床に叩きつけられ、観客たちの手によって再び拘束台に押し戻された。葵の親友の一人が「ほら、ちゃんと見せ物になってよ!」と笑いながら彼の顔に唾を吐き、他の女性たちが拍手で応えた。

 美咲は顔を覆い、葵は嗚咽を漏らした。裕哉は母の後ろに隠れ、こんなの…怖い… と心の中で繰り返した。玲奈は「無駄な抵抗ね」と呟き、彩花は冷たく見つめた。観客席は、友也の抵抗が引き起こした怒りと興奮で、さらに熱狂的な雰囲気に包まれた。

第四章:腎虚刑

 腎虚刑とは、男性の「性的衝動」を根源から枯渇させる特殊な懲戒術であり、女権社会の象徴的なエンターテインメントだった。女権法に基づくこの処罰は、脳下垂体と脊髄に電極を挿入し、腰髄上部の射精中枢に猛烈な電気刺激を与える。目的は、精液を人為的に枯渇させ、房事過度(腎虚)の状態を強制的に作り上げるものだ。肉体的な苦痛と、50名以上の女性たちの視線と嘲笑の下で晒される屈辱が、抑止力と娯楽の両方を兼ねていた。

 執行官の女性が、観覧者たちの前で装置をセットした。友也の素裸の身体に、冷たい電極が挿入される。

 股間が露わになり、観客席から「ひゅーっ!」「だっさ! 逃げたかったんだろ?」というヤジが飛んだ。

 葵の級友たちは「うわ、キモいんだけど!」「でも超ウケる!」「逃げた罰だよ!」と手を叩いて笑い、スマホで動画を撮影し始めた。

 友也は拘束台の上で身をよじり、涙を流しながら叫んだ。「助けてくれ! 美咲、葵、ヒロヤ、誰か…! こんなの間違ってる! やめてくれ!」 彼の声は嗚咽に変わり、顔は涙と汗で濡れていた。

 裕哉は観客席の後ろで、母の手を握りしめていた。父親の裸体と悲鳴が、彼の小さな心を恐怖で満たした。

 お父さんが…こんな目に… 周囲は女性ばかりで、彼の小さな身体は場違いに感じられ、女権委員会の冷たい視線が自分にも向けられている気がした。

 もし僕が何か間違えたら…僕もああなるの? 裕哉の頭に、電極を挿入され、女性たちの嘲笑の中で泣き叫ぶ自分の姿が浮かんだ。彼は震え、目を閉じたが、友也の悲鳴と観客の笑い声が耳から離れなかった。

 女権委員会…怖い…誰も逆らえない… 彼の心は、腎虚刑の恐ろしさと、AIと女権社会の絶対的な力への恐怖に支配された。

 観客席は友也の懇願にかえって沸き立った。「泣いてんの? 情けな!」「助けて? 笑えるんだけど!」 若い女性たちがげらげらと笑い、指をさして囃し立てた。

 葵の級友たちは「うわ、泣き叫ぶとかマジ最高!」「これバズるよ、絶対!」と興奮し、互いにハイタッチを交わした。

 突然、司会者がマイクを握り、劇場に響く声で宣言した。「皆様、女権社会の力をより深く刻むため、特別な演出を! 城島友也の妻、美咲、娘の葵、息子の裕哉、そしてその友人たち、舞台に上がって間近でこの刑罰を見物してください!」

 観客席から歓声と拍手が沸き起こり、執行官たちが美咲、葵、裕哉、葵の親友たちを強引に舞台へと引きずり上げた。

 美咲の心は恐怖と羞恥で押し潰されそうだった。夫の裸体が晒され、泣き叫ぶ姿を目の当たりにするのは、耐え難い屈辱だった。

 彼女は抵抗しようと腕を振りほどこうとしたが、執行官の強い手に押さえ込まれ、舞台の拘束台のすぐ横に立たされた。彼女の顔は真っ赤に染まり、視線を下に落としたが、友也の悲鳴と観客の笑い声が耳に突き刺さった。

 こんな目に遭うなんて…どうして… 彼女の心は混乱し、夫への同情と、女権社会の監視下で生きる恐怖が交錯した。

 逃げられない…AIが見ている…ここで逆らったら、私も葵も裕哉も… 彼女は震えながら、女権委員会の絶対的な力を思い知った。観客の哄笑と、葵の親友たちの軽薄な笑い声が、彼女の心をさらに追い詰めた。この社会では、従うしかない…友也、あなたが悪いんだ… 彼女の心は、羞恥と恐怖の中で折れ、女権イデオロギーに同調する方向へと傾いた。

 娘の葵は泣きながら「やだ…見たくない…」と呟き、執行官に押されて友也の目の前に立たされた。裕哉は母の後ろに隠れようとしたが、執行官に左右から腕を掴まれ、舞台の端に無理やり立たされた。

 お父さん…こんなの… 裕哉の目には、拘束台で泣き叫ぶ父親の姿が映り、恐怖が全身を支配した。僕も…いつかこうなるの?

 視線一つで… 彼は女権委員会の黒い制服、観客の嘲笑、AIの赤いカメラを思い出し、誰も逃げられない… と妄想に囚われた。

 女性ばかりの空間で、唯一の少年である自分が異物のように感じられ、次は僕だ… という恐怖が心を締め付けた。

 友也は家族と娘の友人の視線を感じ、羞恥と絶望が極限に達した。「美咲…葵…裕哉…見ないでくれ…!」 彼の泣き叫ぶ声は、観客の笑い声とヤジにかき消された。

 「家族の前で泣くとか最高!」「息子も見てるよ、恥ずかしいね!」 若い女性たちが指をさして笑い、葵の親友の一人が「ほら、お父さああん、もっと泣いて!」と囃し立て、スマホを向け続けた。

 裕哉は父親の悲鳴に耐えきれず、もう見たくない! と心の中で叫び、舞台から逃げ出そうとした。彼の小さな身体は震え、よろめきながら階段を駆け下り、出口へと向かった。

 「やだ…帰りたい…!」 彼の小さな声は、観客席の騒めきにかき消された。だが、すぐに葵の親友たちと他の女性観覧者たちが立ち上がり、「あ、逃げる気!?」「子供まで生意気!」と嘲笑しながら裕哉を取り囲んだ。

 葵の親友の一人が裕哉の腕を掴み、「どこ行くの? お父さんのショー、ちゃんと見なきゃ!」と笑いながら彼を舞台に引きずり戻した。

 別の女性が裕哉の顔を覗き込み、意地悪く囁いた。「あなたもあんな風にされたい? 男はみんなくそくらえよ!」

 観客席から「そうだ、そうだ!」「次はお前だよ、ガキ!」というヤジと笑い声が飛び、裕哉は恐怖で声を失った。

 突然、女権委員会の執行官の一人が舞台上でマイクを握り、冷たく響く声で宣言した。「この少年にも罰を与えるべきだ! 父親と同じく、女権への反抗の芽を摘む必要がある!」

 観客席から「いいぞ!」「見せ物増やせ!」と歓声が上がり、裕哉の顔は真っ青になった。

 僕…本当に…? 彼の心はパニックに陥り、腎虚刑…僕もああなるの? と妄想が膨らんだ。

 執行官は意地悪く微笑み、裕哉に近づいて命じた。「服を脱ぎなさい。女権の前では、隠すものは何もない!」

 だが、これはフェイクだった。女権法では16歳未満の男子への腎虚刑は禁止されており、執行官の言葉は裕哉を脅し、観客を楽しませるための演出に過ぎなかった。

 しかし裕哉は恐怖のあまり身体が硬直し、やだ…やだ… と心の中で繰り返した。次の瞬間、彼の小さな身体は制御を失い、ズボンが濡れる感覚が広がった。失禁してしまったのだ。舞台の床に水たまりができ、観客席から爆笑が沸き起こった。

 「うわ、ガキが漏らした!」「情けな!」「パパそっくり!」 葵の親友たちが指をさして笑い、スマホでその瞬間を撮影し始めた。「やば、超ウケる!」「漏らすとかマジださい!」

  執行官たちは裕哉の上着とズボンを剥ぎ取り、パンツ一丁の姿で舞台の中央に立たせた。

 「これでいい。父親のそばで、ちゃんと見物しなさい!」 執行官の一人が冷たく言い放ち、観客席から「パンツ一丁!」「親子で恥ずかしいね!」というヤジが飛び、拍手が響いた。

 裕哉は震えながら立ち尽くし、涙が頬を伝った。お父さん…僕… 彼の心は、父親の無残な姿と自分の屈辱で押し潰され、女権社会の絶対的な恐怖に飲み込まれた。

 美咲は、友也と裕哉の惨めな姿を間近で見つめ、ついに耐えきれなくなった。彼女は震える声で、しかしはっきりと叫んだ。「友也…もう終わりよ! あなた、こんな恥ずかしい姿を晒して…私、離婚するわよ!」

  彼女の言葉は、観客席からの歓声と拍手に迎えられた。「いいぞ、離婚!」「女権にふさわしい決断!」 若い女性たちが笑い、葵の親友たちが「やば、ママかっこいい!」「パパ、捨てられた!」と囃し立てた。

 友也の目から新たな涙が溢れ、「美咲…やめて…」と呻いたが、その声は観客の哄笑にかき消された。

 美咲は顔を背け、涙をこらえたが、内心では女権社会のルールに従うことで自分と子どもたちを守ろうとする決意が固まっていた。

 これでいい…これしかない…裕哉は母の言葉を聞き、目を大きく見開いた。お母さんが…お父さんを… 父親の無残な姿と母の冷たい宣言、そして自分の屈辱が、彼の心に深い傷を刻んだ。僕も…いつか捨てられる? 女権委員会の力が、家族さえも引き裂くことを思い知り、彼の恐怖はさらに増した。

 葵は顔を覆い、嗚咽を漏らした。だが、葵の親友たちは「これ、学校で自慢できる!」「泣き顔、めっちゃウケる!」とキャッキャッと笑い合い、ハイタッチを交わした。

 観客席の他の女性たちも「家族の前でみっともない!」「これぞ女権の力よ!」と叫び、劇場全体が笑い声と拍手に包まれた。

 玲奈は満足げに頷き、「家族の前でこうなるなんて、学習したかしら」と呟いた。真央は耐えきれず目を閉じ、和子は祈るように手を合わせ、彩花は無言で友也の苦悶の表情を観察した。

 やがて装置が起動すると、友也の身体に微かな震えが走り、次第に強制的な勃起が起こった。

 「やめ…やめてくれ…美咲、葵、裕哉、見ないで…!」 友也の泣き叫ぶ声が劇場に響いたが、観客の笑い声と「もっと喚け!」「みっともない!」「泣き声が可愛いね!」というヤジにかき消された。

 電気刺激が中枢を襲い、制御不能な射精が始まった。約10分間、大量の精液が舞台に飛び散り、彼の身体は痙攣し、悲鳴を上げながらおどり上がった。

 「助けて…誰か…!」 彼の絶叫は、家族と親友たちの目前でさらに嘲られた。

 葵の親友の一人が「うわ、お父さんのこれ、超キモい!」と笑い、観客席から「これで女権に逆らう気なくしたでしょ!」と声が飛んだ。

 裕哉はパンツ一丁で立ち尽くし、目を閉じ、こんなの…見たくない… と震えながら心の中で繰り返したが、父親の悲鳴と観客の笑い声が彼の耳を離れなかった。

 装置は容赦なく続き、最後には一滴の精液も出なくなるまで刺激を繰り返した。友也の意識は朦朧とし、人生最後の「解放」が、家族の視線と観客の哄笑の中で屈辱の絶頂として刻み込まれた。

 「俺は…ただ…制服のボタンを見ただけなのに…」 最後の言葉は、観客の笑い声にかき消された。

 執行が終わると、司会者が高らかに宣言した。「城島友也の罪は清算されました。彼は今後、女権社会の規範に従い、再生の道を歩むでしょう。性欲を失い、二度と女性に逆らう気力が起きぬ体となったのです。さあ、皆様、女権革命の勝利を祝い、歌いましょう!」

  美咲、葵、裕哉、葵の親友たちは舞台から降ろされ、観客席に戻された。裕哉は濡れたパンツのまま震え、観客の嘲笑を浴びながら母の後ろに隠れた。

 50名以上の女性たちが立ち上がり、「女権革命の歌」を合唱し始めた。歌詞は、女性の団結と男性の従属を賛美するもので、劇場全体に響き渡った。葵の親友たちはリズムに合わせて手を振り、「超盛り上がる!」「泣き顔、最高だったね!」と叫びながら歌に混じった。

 美咲は歌わず、ただ震え、葵は顔を覆った。裕哉は母の後ろで縮こまり、もう誰も信じられない… と心の中で呟いた。和子は倒れそうになり、真央は目を閉じたまま動かなかった。玲奈と彩花は、それぞれ異なる思いを胸に、歌声に合わせて口を動かした。舞台の床は、友也と裕哉の痕跡で汚れていた。

 友也は拘束台の上で気を失い、歌声の中、ただの「見せ物」として放置された。

エピローグ:再生の名の下に

 友也は社会に戻されたが、もはや彼は以前の自分ではなかった。精液の枯渇と性欲の喪失がもたらした虚無感、尋問での思想チェック、衣服剥ぎ取りの屈辱、劇場での泣き叫びと家族の目前での嘲笑、引き戻しの屈辱、裕哉の失禁と屈辱、美咲の離婚宣言、「女権革命の歌」の記憶が、彼の心を蝕んだ。

 美咲は彼と口をきかなくなり、葵と裕哉は家を出た。母の和子は体調を崩し、彩花と真央はそれぞれの理由で友也との連絡を絶った。玲奈だけが、時折、冷たいメッセージを送ってきた。「あの日の泣き声、忘れられないわ」と。

 街の「eyes」は今日も光り続け、誰かの視線を記録していた。友也は空を見上げ、思う。「あのボタンが光らなければ…」。だが、その思いすら、AIには「不適切な感情」として記録されるだけだった。

フクムラ
フクムラ

いかがでしたか?最後に種明かしをすると、実はこの小説、AIに私の過去の作品を全部読んでもらい、世界観を学習してもらったうえで、簡単なプロットのみを指示して、あとは自由に創作してもらった作品なのでした。(結構、面白いし、私の作品ぽいですよね・・)

この記事のコメント

  1. ヨッチ より:

    いや~、めっちゃ興奮しました!
    やっぱり、大勢のフェミニスト女性たちに見られるというのは最高です‼