一之瀬智愛(いちのせ ともえ)26歳、大学院生です。
土橋史子教授のゼミに所属し、”女性の視点から見たマクロ経済史”というテーマで研究しています。
この日、土橋教授のゼミは、休講になりました。
「緊急事態が起きた」
と言って、土橋先生は、出かけて行きました。
博士論文の面談をしてもらうはずだったのに・・”緊急事態”って、なんだろ・・
私は、仕方なく、エアコンのきいたカフェで読書でもしようと学内をさまよっていると、 大学院生の瑛村奈穂(えいむら なほ、26歳)、藤本満穂(ふじもと みつほ、25歳)、寺西聖子(てらにし せいこ、25歳)の3人が合流して来ました。
私たちは土橋教授の覚えめでたく、”ゼミの秀才4人衆”などと言われていました。
(私は、かならずしも、その呼ばれ方は好きではありませんでしたが・・)
土橋教授のゼミは、学部生は男子もいますが、大学院生以上は女性しか入れないと言われ、わりと露骨な女尊男卑主義を貫いていました。
いつものように、私たちは、C棟2階のカフェで合流しました。
いつもと違うのは、3人とも、タブレットの画面を凝視して、目を離そうとしないこと。
「どうしたの?なにがあるの??」
私が質問すると、
瑛村奈穂が黙ってスマホを差し出しました。
「え???なに??」
横長のスマホ画面いっぱいに、裸の人間が映っていました。
色白で、華奢な肉体・・。
後ろ姿から、女か、男かは判別しませんでした。
「ちょっと、もう、なにしてるのよ!」
私は、瑛村奈穂がふざけてアダルトビデオ動画を見せようとした・・と理解しました。
実際、”女性だけのエッチビデオ観賞会”を過去何度か企画したことがあり、そっち方面に対して、抵抗感のないメンバーでした。
「ちがう、ちがう」
瑛村奈穂は、私の考えたことを見抜いたようで、激しく首を振りながら、スマホ画面をよく見るようにと、うながしました。
「あれ、これ、生放送じゃないの!」
スマホ画面の片隅に、今まさに生放送中のチャンネルであることを示すLIVEマークが点灯していました。
運動会(?)のように、大勢の人間が、目まぐるしく動き回る映像。
合唱する女たちの声が聞こえて来ます。
チャーララララー、チャララララララ、ラララララ♪♪
「あ、ディズニーのパレードだ」
私が声を上げると、瑛村奈穂は、そんなことは分かっているという風にうなずいて、
「よく見てみて。気づくことない?」
「・・え、なんだろう??」
この時点で、私はまだライブの内容がなんであるのか理解できていませんでした。
なにかのお祭り??入り乱れる女性たちの姿しか映ってないし、正直、画質があまりよくない。
たまに、悲鳴や、怒号のような叫び声が聞こえるけど・・。
大人数のケンカか、あるいは、暴動が起きているようにも見える。
それにしては、女性たちの高笑いが聞こえるのはどうして?・・さっき、一瞬だけ、アップで映った裸の人物はいったい・・。
私たちは、一番奥の席を陣取って、じっくりと動画を鑑賞することにしました。
チャーララララー、チャララララララ、ラララララ♪♪
チャーララララー、チャララララララ、ラララララ♪♪
明るく、愉しい、女性ならだれでも知っていて、好きだと思う、パレードの曲。
チアリーダーの女の子たちが、軽快な曲にあわせて、片手をまっすぐ頭上に伸ばしたり、顔の近くまで足を上げたり、 両手両足を広げてジャンプしたり・・と、盛り上げている様子も映し出されます。
「中学生かな?上手だよね」
私は、この動画の正体を知りたいと思い、探るようにつぶやきました。
(この時点で、単なるお祭り動画でないということは分かっていました)
瑛村奈穂は答えず、食い入るように画面を見ています。
藤本満穂、寺西聖子の2人も、それぞれ椅子に座って、自分のスマホ画面を見つめています。
やがて、画面が切り替わりました。
それまでは、グラウンドのような広い場所を歩く大勢の女性たちの後ろ姿と、周囲でおどるチアリーダーの女の子たちがメインでしたが、ここから”前”を映すようになりました。
なんと、なんと、女性集団の先頭を歩いているのは、裸の男子でした・・。
最初、ちらっと映ったとき、(ひょっとして、男の子?!)と思いましたが、”前”を見せられると、疑う余地はありません。
ほんの一瞬だけど、ばっちりと見えました。
たぶん、小学生くらいの男子です。
なんでそう思ったかというと、あそこの部分を映していいのは、せいぜい小学生までだという、極めて常識的な考えによります。
それと・・・大きな声では言えませんが、××××の※※が、△△で、××××××ので、子供にしか見えなかったのです。
私たち4人は、目をいっぱいに見開いて、男の子が映るのを待ち受けました。
撮影している側も、自主規制しているらしく、なかなかアップでは映してくれません。
次に見えたのは、10分も後で、男の子が転びそうになって、画面いっぱいにお尻が映し出されたときでした。
白桃のようなお尻の割れ目から、男子の象徴ともいうべき部位がぶら下がっているのが見えました。
「なにこれ、子供のお仕置き!??」
男の子は、ロープで縛られていました。
単なるお仕置きにしては、ハードすぎる・・。
私は、違和感を覚えました。
「わたしも、最初、子供だと思ったんだ」
藤本満穂がつぶやきました。
「ほら、ちっちゃいでしょ。あそこが」
「毛も、薄いし・・」
寺西聖子も言います。
「でも、子供のお仕置きだったら、ここまではしないよ」
瑛村奈穂が、私が感じたのと同じことを口にしました。
「じゃあ、これは、いったいなに??!!」
そのとき、画面が遠望に切り替わりました。
どこか広いグラウンドのような場所で、たった一人、裸の男が歩いている・・。
それを、ものすごい大勢の女性たちが、取り囲んでいる。
いや、いや、いや。
・・これは歩いているのではない・・歩かされている、というのが正解だ・・。
私は、思わず瑛村奈穂の顔を見ました。
「わたしたちも、最初から全部じゃないから分からないけど、性暴力男に対する、制裁行動みたいよ」
寺西聖子がつぶやきました。
「中学生の妹を、レイプしたんですって」
藤本満穂が補足します。
「それで、あんなに・・」
画面に目をもどすと、微妙なカメラワークで、決定的な部位だけは、そう簡単に映らないようになっています。
あれは・・子供ではない・・。
「大学生だよ」
瑛村奈穂が教えてくれました。
画面の向こうの彼は、性器を強調するような恰好でロープを巻きつけられ、女性たちから、全裸パレードを強制されていました。
たまにですが、性器部分が映り込むことがあります。
ひもでがっちり固定されています。
女の子たちが、そのひもを順番に受け渡し、かわるがわる、男を引いて歩きます。
女子中高生の姿が目立ちますが、さまざまな年齢、さまざまな立場の女性が加わっているようです。
男は完全に罪人の扱いで、ちょっとでも歩くスピードが落ちたり、立ち止まろうとすると、女性たちから罵声を浴びせられます。
木の枝を手にした女性、なわとびを束ねた女性が、それらの”得物”で、男の尻や、背中を打ちます。
男の両手は、頭の後ろで組むように指導されています。
でも、苦痛のあまり、手をはなしてしまうことが多い。
すかさず、「手は上に組む!!」「手、おろすな!!」という女性の叱責があり、 そんなやりとりを複数回くり返すうちに、ついに、女性の一人が手錠で男の手を背中に固定してしまいました。
男は、圧倒的多数の女性を相手に、逆らうことも、言い訳することも許されないようです。
チアリーディング部の女子たちが、プラカードをかかげ、ミニスカの衣装をひらひらと舞わせながら、”パレード”を盛り立てています。
ダンボールで作ったプラカードには、赤のマジックで、『性暴力男お仕置き中!!』『私はレイプ魔です』『ヘンタイです』『女性のみなさん、すみません』『ただいま反省中』『生まれて来てすみません』
・・・などと書かれていました。
さらに、男の首に、プラカードがぶら下がります。
そこには、かれの氏名、年齢、所属大学・・などが書き加えられ、容赦なくさらし者にされて行きます。
「ちょっ、K大経済学部って、うちじゃないの!!?」
「やっと気づいた?」
「それだけじゃないよ」
藤本満穂と寺西聖子が言います。
「あの、先頭を歩かされてる男の子、ゼミの子だよ」
瑛村奈穂が映像からキャプチャした画像を見せてくれました。
「サカモトヒロ。土橋史子教授のお気に入りの男子学生だよ」
「・・・・・・・」
私は、土橋教授が、ゼミ生を全員集めての飲み会で、いつも隣にはべらそうとする男子学生がいたことを思い出しました。
たしか、坂本君と言った。
色白で、細身で、ひかえめな男の子。
いつか、二次会のカラオケで、土橋教授からデュエットを命じられ、歌えなかったので罰ゲームで、教授が作った濃いお酒を無理やり飲まされていたっけ・・。
「わたし、お酒の席で、介抱してあげたこと、あるんだ」
瑛村奈穂が言いました。ちょっと自慢するような響きがありました。
「いつも、土橋教授にセクハラを受けて、いじめられてたよね」
と、藤本満穂。
「あれは、イジメというか、教授の愛情表現なのよ」
寺西聖子が言い、私もうなずきました。
そうだ、土橋教授は、坂本君のことが大のお気に入りだった・・。
坂本君は、おとなしくて真面目な性格なので、女子からは人気があった。
でも、教授の目が光っているので、ゼミ生はだれも手出しできなかったのだ。
そのかれが、妹をレイプした・・。
私は信じられない思いで、目の前が真っ暗になりました。
気が付くと、カフェの席がほぼ満席状態で、3-4人くらいずつの女子学生のグループに分かれて、それぞれ動画に見入っていました。
すでに、K大の学生だってことは、知れ渡っているようでした。
動画は、見ていると、たまに”サービスカット”があるらしく、坂本君の肉体が映るたびに、女子生徒たちが沸きます。
《ど、ど、どうか、おゆるし下さい!!!!!》
頭髪を女性たちにわしづかみにされ、顔をテレビカメラに向けさせられた坂本君が泣く姿が映し出されます。
《許すわけねえだろ!!》
《ほんとに反省してるのかよぉ!!》
《自分がやったことがわかっているのか!?》
《世の女全体にあやまれ!!!》
《そうだ!!カメラに向かって謝罪しろ!!》 《すいませんでした!!!!》
《声が小さい!!》
《すみませんでした!!!!》
《ダメ!!小さい!!》
《すみませんでした!!!!》
《小さい!!!》
《すみません・・》
坂本君が激しく咳こみました。
女性たちは容赦しません。
《あんた、自分がやったこと、もう一度、カメラの前で言ってみろ!!》
《ゆ、ゆ、ゆるしてください・・》
《そうじゃない、自分の罪を告白しろって言ってるんだよ!!》 《・・・・・・・・》
《カメラアップにして。こいつ、さらすから》
上から下まで、舐めるように、カメラ映像が、彼の肉体を映し出して行きます。
おへその下、彼の薄いヘアーが見えたところで、画面は静止。
《あんた、自分が、いま、どんな恥ずかしい姿しちゃってるか、わかってんの?》
《ほら、見てごらん。お前の恥ずかしい姿、ガールズちゃんねるで全国放送されてるから》
2人の女性が、坂本君の髪をつかみ、むりやりスマホ映像をのぞかせます。
《2万人の女性たちが、見ているわよぉ》
《あはははは、一瞬で有名人だね》
《みんなに分かるように、もういちど、名前と、学校名を言いなさい!!》
《あと、自分が何をやったかも言うのよ!》
《・・・・・・・・》
《言われたとおりにしないと、おちんちんをアップで映すわよ!》
このセリフで、カフェの女子学生たちが、わっと笑いました。
「映してくれ~♪」
「もったいぶるなー」
「ヒュー♪ヒュー♪」
「ちゃんと見せろーー」
大盛り上がりです。
ガールズちゃんねるの登録者数は約10万人ですが、2万人が見ているとすれば、視聴率2割。
モザイク無しで性器を映すのは、動画サイト的に規約違反のはずですが、気にする人はだれもいないようです・・。
画面の向こうでは、涙と、汗でびちょびちょになった坂本君が映し出されています。
『K大学3年生、サカモトヒロです・・妹と、その友達を・・レイプしました・・ほんとうにすみませんでした・・』
制服姿の女子中学生が、力いっぱい、彼のひもを引き締めました。
その瞬間、彼の情けないオチンチンが画面いっぱいに映し出されてしまいます。
「あーー、映っちゃった」
瑛村奈穂が嘆息しました。
「言われたとおりにしたのに、ちょっとひどいよね」
私が言うと、
「そうかな?自業自得だし、いいんじゃない。さらしてやれば」
「レイプされた女の子のことを思えばね・・」
藤本満穂と、寺西聖子がそれぞれ言いました。
私は、性犯罪の加担をするわけではありませんが、同じゼミの先輩として、坂本君に同情しました。
いま、画面の向こうで起きていることは、人が人を一方的に裁く、とても残酷な光景だと思いました・・。
《ほら、立てよ。歩くぞ!!》
《ちゃんと歩かないと、チンポコ切り落とすぞ!!》
《ほーら、立ちなさい》
ふたたび、彼が歩かされます。
何度も転びそうになりながら、家畜のように引かれて行きます。
あまりにも、みじめでした・・。
「ね、助けに行こう!」
私が決然と言うと、瑛村奈穂が立ち上がり、
「おっけー。わたし、車、出すね」
と言いました。
「Sグラウンドだね。ここからだと、1時間はかかるよ」
それでもいい。
女の手で、制裁を加えられている彼を救えるのは、女しかいない。
とりあえず、ゼミの後輩である彼のために駆け付けよう。
私は、使命感に燃えている自分に気づきました。
土橋史子教授も、きっと、彼を助けるために、出かけて行ったんだ。
ウソいつわりなく、このとき、私は、そう思っていました・・。
サディスティックな♀たちから
虫けらみたいにされてしまう♂の頁
++ 被虐小説の部屋 ++
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