そのとき、女子更衣室に光が差し込み、正面入り口のドアが開いた。
3人の少女が、ひらひらと舞う蝶のように、姿を現した。
聖泉女子学園の清楚な衣装をまとった女子中学生たちであった。
少女たちは、互いに手を取り合い、肩を抱きながら、ひとかたまりになって、うす暗い更衣室を進んできた。
「なにをしているの、こっちへいらっしゃい」
女教師の深谷美雪が、早く来なさいという風に、小きざみに手を動かした。
少女たちは、意を決したように更衣室の中央(つまり俺が全裸で吊るされている目の前)までやって来ると、 深谷美雪と澤井みつほの女教師2人に、何事かを耳打ちした。
「・・分かったわ。ご苦労さま」
そう言って、澤井みつほが、順番に女子生徒たちの頭をなぜた。
報告を終えると、3人の女子生徒は、さっと身をひるがえして出て行こうとした。
「あなたたち、このまま残って、見ていってもいいのよ」
夏樹沙耶が言った。
「どうせオトコの体なんて見たことないでしょ。間近で見させてあげるよ」
そう言って、彼女は、俺の下腹部に手をのばした。
「ほらほら、オチンチン丸出しだよ~近くで見てごらん」
「馬鹿なことはやめろ!!・・お前たち、さっさと行きなさい!!」
「女の子に話しかけるんじゃない!!」
たちまち夏樹沙耶の制裁ビンタが飛んだ。
「生徒が来たからって、急に威張った口きくんじゃないの!」
山口あゆみが俺の腹にパンチを当てた。
「いいから、行きなさい」
深谷美雪が女子たちを手の平で追いやった。
3人は、俺を一瞥することもなく、更衣室から出て行った。
「あーあ、行っちゃった。ほんと、聖泉女子の生徒ってカワイイ」
夏樹沙耶が片手で俺のペニスをもてあそびながら言った。
「お、お前たち、生徒まで巻き込んで、何たくらんでいるんだ?!」
「フフ・・そりゃあ、ね。何度でも言うよ、この聖泉女子学園にいるすべての女が、お前の敵だって」
「あんたにウラミを晴らしたい女は、わたしたちだけじゃないってこと!」
元秘書の霧島由起子も言った。
「………………」
「ふふふ、それじゃ、向うの準備ができるまで、お仕置き再開!」
山口あゆみが俺の下腹部に手をのばした。
グーの形に握りしめた親指で、ギューっとペニスの皮をつねった。
「いたたたたた痛い痛い!!!!」
「あはははは!なんか、こいつのチンポの皮、のびちゃってるよ!」
「ちっちゃくて、皮の部分が長いと、まるでコドモのオチンチンですね~」
秘書課の吉川亜美が、クスクス笑いながら顔を近づけた。
「こんな粗末なチンポで、お前、今までよく女とヤッてきたな!」
ファミレスの制服を着けたままの西原エリカが、わざと豊かなバストを突き出すポーズをして言った。
「どれ、見せてごらん」
女医の今瀬梨津子が両手で包み込んだ。
「もともと皮が余ってたんだよ。でも、たしかに、ちょっと引っ張りすぎたかね」
「あ、わたしのせい?」
夏樹沙耶がケラケラ笑いながら言った。
「ま、ほっとけば元に戻るけどね」
今瀬梨津子が俺の下半身にタバコの煙を吹きかけた。
「・・おまえ、医者のくせにタバコ吸うなよ!」
悔しまぎれに俺は言った。
今瀬梨津子は無言で俺の包皮をつまみ、物理的限界まで引っ張ると、タバコをジュッ!と押し付けた。
「ぎゃあああああああああ!!!」
「うっわ、残酷」
「皮の部分だから大丈夫よ」
「たしか700℃くらいあるんでしょ?」
「女の子をレイプしたお仕置きなんだから、いいの」
女たちが口々に言った。
「わたしもやる~」
吉川亜美がハンドバックからタバコを取り出して、ジッポライターで火をつけた。
「秘書課は、タバコ禁止だろ!!」
理事長である母は、タバコ嫌いで有名だった。
「ええー、そう?」
吉川亜美は、クスクス笑いながら、まずタバコの煙を俺の顔に向ってはきかけた。
「わたしね、前からあなたに興味あったんだ。理事長の一人息子で、学園の後継者となる人物。 全学園の女を支配しようとする」
「評判は、サイテーだけどね」
もう一人の秘書、皆川小夜子がはじめて口を開いた。
「お母様の悩みの種だったのよ」
「そうなんだ?」
吉川亜美はキラキラ光る眼で俺を見つめ、「学園の女が全部自分の思い通りになるって、カンチガイしちゃったのね」
「名門女子校の後継者が、男になんか生まれて来たのが間違いなのよ」
そう言って、皆川小夜子がメガネの奥で眼を光らせた。
「言えてる。お母様も、女性の後継者が欲しかったでしょうに・・」
元秘書の霧島由起子が言った。
「タバコ、言いつけてやるからな!」
俺は憎しみの目で、秘書たちを睨みつけた。
「今日のことも、全部いいつけてやる!!!」
「ママに言いつけてやる~ぅ!!」
霧島由起子が言うと、女たちが爆笑した。
「この、マザコン!!」
そう言って皆川小夜子が俺のからだに唾をはいた。
「あんた、まだ、自分の立場、わかんないの?」
吉川亜美が、タバコを俺の乳首に乱暴に押しつけた。
「あんた、女性の手で、こんな目にあわされて、まだ学園にいられるつもり?」
肉が焦げる匂いがした。
「ぐうう・・ち、ちきしょう・・女のくせに・・」
痛みに耐えながら俺は言った。
「出た!!”女のくせに”」
吉川亜美が二本目のタバコに火をつけた。
「・・それが、この男の本音なのよね」
総務係長の芹澤あかねが言った。
「女をなんだと思ってるのかしら」
「女性を尊重できない男に、学園を継ぐ資格はありません」
女弁護士の榊英恵が言った。
「チンポコ丸出しにされて、”女のくせに”なんて、笑わせる」
桑原冨美が言った。彼女はハンディカメラを回しながら、
「この動画を見た女性みんな、そう思うわよ」
「男がそんなに偉いのかねえ・・?」
夏樹沙耶が俺のペニスをつまみ上げた。
彼女は、ハンドバックから医療用と書かれた接着剤とホッチキスを取り出した。
「よ、よせよ・・な」
衝撃のアイテムに俺は震えあがった。
「あら、これ何に使うか、分かった?」
「やめろ!!!!!」
「あはははは、やめない」
夏樹沙耶は皮をむいて亀頭を露出させると、その部分にたっぷりと、黄緑色の液体を塗りつけた。
そのまま慎重に皮をかぶせ、ぎゅっと閉じた。
「傷口じゃないから、完全にはくっつかないよ」
今瀬梨津子が言った。
「そこで、このホッチキスの出番♪」
夏樹沙耶が嬉しそうに笑いながら言った。
この女は、やはり真正のサディストで頭がおかしいと俺は思った。
医療用接着剤は、刺激性が強く、人間の過敏な部分に塗るのはどう考えても間違いだった。
俺は心ならずも勃起してしまった。
それだけでなく、半分勃起した状態で、尿をもらした。
女たちに極所を責められ続けたのと、ファミレスで飲んだ薬物入りのビールが効いたのである。
長い時間こらえていたのが耐えきれなくなり、俺は堰を切ったように失禁した。
「ギャア!」
俺の筒をにぎっていた夏樹沙耶と、下半身に巻きついていた山口あゆみ・澄田美和の二人がもろに尿を浴びることになった。
西原エリカは間一髪で逃れたが、髪の毛を濡らした。
ファミレスでビールを飲んだあと一度もトイレに行ってないせいで、いつまでも止まらなかった。
俺の衣類もロープもぐしゃぐしゃになってしまった。
「ちょっと!?信じらんない。なによこれ」
山口あゆみが、尿の染みついたジャージを脱ぎ捨てて、トレーニング用のパンツとブラジャーという格好になった。
澄田美和も、やむを得ずこれにならい、スカートを脱ぎ捨てた。
「ふざけないでよね!」
二人は、脱いだ衣服を俺の顔に叩きつけた。
「いちど降ろした方がいいわ」
今瀬梨津子が言った。職業柄か、彼女は率先して尿に濡れたロープをいじり、ベンチの足に結んであったのを解いた。
どさ、と俺はその場へ落下した。
「ちょうどプールだから、消毒水があるでしょ。そこへぶち込んじゃえ!」
夏樹沙耶が俺の上体にからみついたロープを外し、残っていた下着のシャツと靴下なども破り捨てた。
俺のからだについている人工物は、ステンレス製の手錠だけである。
「ほら、こっちおいで!」
真っ白い消毒水のはってある水槽に、彼女は俺を投げ入れた。
「最低!」
と言いながら、やむなくブラジャーとパンツ姿になった山口あゆみが、両足を消毒水につけた。
「あんたの服は、ぜんぶ捨てたからね!このあとどうなっても知らないから!!」
同じくパンストとブラジャーという色っぽい格好になった澄田美和が、消毒液で両腕をざぶざぶ洗った。
「ふざけないでよね!」
もちろん、俺はふざける余裕なんてなかった。アザとミミズ腫れだらけの身体に、冷たい消毒水がしみて、これ自体拷問のようだった。
つづく
