
私の場合、小説やブログ更新のネタ探しのために、世界各地で起きている、男女が対立したり、立場が逆転するような話題について、定期的に情報収集を行っています。(といっても、単にネットを見ているだけですが)
今回、
無茶苦茶魅力的な設定の小説を発見しましたので、興奮しつつ、報告をしてみたいと思います。
Naomi Aldermanという女性作家の書いた、THE POWER という作品です。
残念ながら、英語版しかなく、そして私フクムラは英語が読めません・・。
もし、日本語版を出すとしたら、タイトルはどうなるんだろう?? 単に、"力" とするのもインパクトがありますが、"女性が逆転して支配する時代" という雰囲気を出した方が、ニュアンスを正確に伝えているでしょうね。
それこそ、"女性優位時代" または、"近未來"というようなタイトルでも良いかもしれません。
わずかにネットで拾える日本語レビューと、不完全ながら翻訳ソフトを用いた部分翻訳によって・・この作品、
私のドエム心を最高にくすぐる内容であることが判明しています。
舞台は、たぶん近未来の地球で、ファンタジー小説の要素があります。ただし、ファンタジーと言っても夢のある世界設定ではなく、殺伐とした世界が描かれているようです。
ある時代、突然変異なのかウイルスなのか、不思議なパワーを使えるようになった少女が世界に現れます。
鎖骨部分に、"skein"という特殊な臓器(?)が発達し、そこから発電することができるようになったのですね。
(荒唐無稽なようにも思えますが、女性にしかない臓器といえば、子宮がありますし、電気ウナギなどのように、発電能力を備えた生物は実際にいます。そう考えると、あながちおかしくもない)
最初は、世界でも数人の少女だけが、この能力に気づき、お互いに"しびれごっこ"をしたりして、無邪気に遊んでいました。
やがて、この特殊な力を持つ女性が、世界中に出現するようになります。
このパワーは、意図的に鍛えることができ、しかも女性だけが持てる"力"であることが判明します。
・・・するとどうなるのか。
国や地域によって温度差はあるものの、女性たちは、この"力"を意図的に用いて、徐々に男社会を覆滅して行きます。
最初は、"能力"に目覚めた少女が、自分の母を暴行した男どもに、厳しい制裁を加えるところから。
後に、彼女はみずからの能力を女性たちに伝道し、教祖と呼ばれるようになります。
社会を支配する"力"は、必ずしも肉体的な強さだけではないはずですが、女性作家であるAldermanは、男性が肉体の力で女性を支配してきた従来の歴史、それを覆す女性たちの"パワー"ということを書きたかったのだと・・私フクムラは理解しています。
かつての男たちが、単純に女性よりも肉体の力が強いというだけの理由で、長い間、男性優位の社会を築き、女性たちを見下し、支配してきたのと同じように、今度は、電気刺激パワーという優位な力を用いて、女性がオトコどもの上に君臨する時代がやってきます。


ちゃんとした翻訳をしたわけではないので、間違いがあるかもしれませんが、女性たちは、この"電気刺激パワー"を、強弱に使い分けることができるみたいですね。
たとえば、暴漢や、男のテロリストに襲われた場合は、最大出力のパワーでやっつけて殺してしまうこともできますし、女性上位のSEXを拒む男に対しては、
微弱な電流を与えることで、無理やり勃起させ、逆レイ プすることもできます。(実際にそのような描写がある模様) やがて社会における男女の役割が完全に逆転してしまうと、男は一人では外を歩くこともできなくなります。
うかつに外を出歩けば、複数の女性たちに、性的に虐待されたり、レイ プされたり、ときには誘拐されて性奴隷にされてしまう危険があるからです。
男が自分の身の安全を確保するためには、"女性保護者"を登録し、彼女の庇護下に入らなければなりません。
とある難民キャンプでは、女兵士たちが、捕虜の男をかわるがわる輪 姦し、拷問にかけ、その遺体を放置する・・という残虐シーンもあるみたいです。
また、この世界では、男が自由に射精することも禁じられるみたいです。
女性たちが、若い男の子を全裸にむいて、電気ショックを与え続け、女性からの電気刺激なしでは射精できないように「矯正」するということも行われているようです。
やがて、「男は最低限、生殖に必要な人数だけいればよく、女性だけでよいのでは」という、マニフェストをかかげる女性政党も登場するようになります。この時代、生殖医療も進んでいますから、男の子は生まれる前に間引かれてしまうのでしょうか・・。
同じように未来における男女逆転ファンタジーとしては、
有名な家畜人ヤプーがありますが、こちらのThe Powerは、女性作家の作品であり、もちろんポルノとして書いておらず、むしろ、
女性目線での真摯な怒り・・が伝わってくるのが、非常に萌えますね・・。
完全に読み方まちがってるんでしょうけど・・。スミマセン・・。 _(._.)_
この小説を紹介している女性ブロガーの頁を発見したので、その方の考えを引用してみます。正しい読み方は、こちらです。
(URLは、先方に迷惑をかけたら悪いので非公開。興味のある方は、検索で探してみて下さい)
AldermanのThe Powerは、「女性が権力を得たら、もっと平和な世界になるのに」といった甘い理想論を語る小説ではない。
「レイ プされるのは、襲われて抵抗しない女性が悪い」とか「女性が独り歩きをしていたら、襲われても当然」、「嫌だといいながら、本当は楽しんだのだろう」といった男性の言い分に対する、非常に直截的な返答だ。そういう男性に対して、「パワーが逆転したら、あなたはレ イプされて殺されてもOKなのでしょうね?」と問い返している。
この小説で、パワーを持って暴走し始めた女性が行う行動は、非人道的で、残虐すぎるように思える。女性読者である私にとっても読むのがしんどい部分が多いが、男女を置き換えれば、これらは男性社会が女性に対して実際に行ってきたことなのだ。まったく誇張はない。
・・だそうです。
この小説、だれか、フェミニズム系の作家が日本語訳にしてくれないかなあ・・。映画化でもいいんですけど。。。

※キレた女性たちに囚われ、電気拷問で逝かされる悪いオトコを描いた至宝作品はこちらの記事で紹介しています ↓ ↓

紅蓮のアマゾネス ~泣き喚きながら逝かされる男たち~ EPISODE 03 阿鼻叫喚! 残虐なる女たちの復讐
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