
(※以下、私の妄想小説の類です。いらない方は、ページの下まで行くと、動画へのリンクがあります)
⊿ 女王クラリス ⊿ 西暦20××年。第88宇宙からやって来た女王クラリスは、地球制覇をたくらみ、配下の女闘士たちを、世界各国に送り込んだ。
クラリスの目的は、女だけが支配する千年帝国を築き上げること。
彼女の軍団は、歯向かう男どもに"去勢ビーム"をあびせ、片っ端から男性機能を失わせると同時に、一般女性たちを味方につける作戦で、 着実に勢力を伸ばしていったのである。(彼女たちの惑星においては、すでにY染色体が消滅しており、X染色体のみによる生殖技術が実現していた)。
・・・女王クラリスの宮殿に乗り込んだ"レッド"と"ピンク"は、思いがけず、大した抵抗にあうこともなく、クラリスの待ち受ける女王の間にたどり着いた。しかし、それは周到に巡らされたクラリスの罠であった・・。
女王の間では、洗脳の儀式が今まさに行われようとしていた。
香の立ち込める部屋で、女王の腹心である"サッキュバス"と、"ブラックレオタード"の二人が、歌うように、女王クラリスの説法を唱えている。
儀式の対象となるのは、日本の女子中 学生たちである。
クラリスの軍団は、修学旅行中のバスを襲撃し、2クラスの女子全員を、拉致したのである。
まだあどけなさの残る少女たちが、女王の前にかすづくのを見て、"レッド"は心底怒りを覚えた。
「そうは、させないぞ!!クラリス!!」
"ピンク"を従えて、女王の間に勢いよく飛び込んだ"レッド"。
ようやくクラリスを追い詰めた。これで最後だ。先に一人で宮殿に乗り込み、行方不明になった"ブルー"のことも気にかかるが、今はクラリスを討ち取るのが先だ。"レッド"はクリスタルロッドをかかげ、必殺の技をくり出そうとする。
・・・・・・・・!??
なにも起きない。"レッド"がクリスタルロッドを確かめようとすると、背後にひかえていた"ピンク"が口を開いた。
「無駄なことはやめた方がいいわ、レッド」
驚愕して"レッド"が振り返ると、"ピンク"はさも可笑しそうに笑って見せ、
「あなたのロッドは、もはや役に立たないわ」
と言った。
"レッド"が真の力を発揮するためには、"ピンク"の協力が不可欠だった。
「どうして・・・・」
ショックを隠し切れない"レッド"に対し、"ピンク"はクールに告げた。
「今まで、男性であるあなたに、ずっと、従って闘って来たわ。 でも、どうして、女だからと言って、ヒーローであるあなたを、裏で支える役回りに徹しなければいけないの?」
"レッド"だけが気づいていなかったのであるが、実は、女性である"ピンク"は、とっくの昔に、クラリスの側に寝返っていたのである。
納得できない、という表情の"レッド"。その首に、"女郎蜘蛛"が、粘着質の糸を巻き付けた。
「ホホホホホ!!お前の相手は、こっちだよ!!」
完全に虚を突かれた"レッド"は、"女郎蜘蛛"の糸になすすべもない。
"女郎蜘蛛"は、ゆっくりと糸をたぐり寄せていく。
女子中 学生たちが悲鳴を上げた。
「く・・・・くそう、お前たち、卑怯だぞ」
「わたしの気持ちがとっくに離れていたことに気づかないあなたが迂闊なのよ」
そう言って、"ピンク"が、"レッド"の腹にキックを食らわせた。
「ぐは!!」
"レッド"は転倒し、"女郎蜘蛛"の足元まで引き寄せられてしまう。

一段高いところにある女王の座では、クラリスが一部始終を見守っていた。
「フフフ、正義の味方さん。まんまと捕まったわね」
「あんたには、今まで、さんざん、苦しめられてきたからねえ。そのぶん、たっぷりと仕返しさせてもらうよ。覚悟をおし!!」
"サッキュバス"と"ブラックレオタード"の二人も加わった。
さらに、クラリスの先兵である"アマゾネス"の一族も、続々と女王の間に到着しはじめた。
「・・・・くそう、お、オレは、どうなってもいい!!しかし、生徒たちは、解放してくれ。頼む!!」
"レッド"が嘆願する。もはや、どうあがいても勝ち目はないが、せめてもの武士の情けだ。
クラリスは目を細め、
「ほほほ、どうなってもいいと?それは、本当か?」
「・・・・女子生徒たちを解放すると約束してくれ・・・・」
「・・・・いいでしょう」
意外にも、クラリスが承諾した。
「ただし、その前に、わらわの拷問を受けてもらうよ」
クラリスが手をかかげると、部屋のど真ん中に、鉄パイプでできたベッド、磔用の大車輪、三角木馬、電気椅子・・・・など、各種の拷問台が姿を現した。
「ホホホホ、お前たち、どれでも好きにするがいい」
"サッキュバス"と"ブラックレオタード"、それに"ピンク"の三人が相談して選んだのは、三角木馬だった。
本来は、女性用の拷問具である。それを、あえて"レッド"に使用するところに、彼女たちの残虐さが表れていた。
「・・・・ちくしょう!!」
"レッド"がつぶやく。
「あら、自分はどうなってもいいと言ったのは、あなただったわよね」
"ピンク"が言った。彼女は、もはや完全に、クラリスの眷属に成りきってしまっていた。
"ピンク"が、さっと手を上げると、"アマゾネス"たちが、一斉に"レッド"に襲いかかった。
彼女たちの力強い腕が、たちまち"レッド"の衣装をはぎ取ってしまう。
真っ白なブリーフと、深紅の覆面だけ残された状態で、"レッド"は天井からチェーンで吊り下げられる。
屈辱的な恰好。
正義のヒーローの末路としては、これ以上無残な姿はない。
女子中 学生たちが、悲鳴を上げた。
「ホーッホッホッホ!!いい眺めだねえ」
クラリスが女王の座から立ち上がり、近づいて来た。
彼女は、鍛え上げられた"レッド"の胸板に、そっと接吻し、そのまま乳首からへそまで舌をはわせる。
「ほほほほ、オトコが、恐怖に震えたときの汗の味は、格別だねえ」
クラリスはにんまりと笑い、
「永遠に、わらわの下僕として働くなら、ここから降ろしてやってもいいんだよ?」
「ただし、あなたの持っている男のシンボルは、いただくことになるけどねえ」
"サッキュバス"が言い、"ブラックレオタード"も、
「フフフ、女になれるんだから、感謝してもらいたいね」
「だれがお前たちみたいな女の言いなりになるもんか!!」
"レッド"が咆哮した。しかし、それは、最後のあがきに過ぎなかった。
「ふふふ、その元気がどこまで持つか、見ものだよ」
"女郎蜘蛛"が笑った。
「あがけばあがくほど、自分が惨めになるのにねえ」
"ブラックレオタード"が言った。
「女子生徒たちを、前に」
"ピンク"が言った。
"アマゾネス"たちが、およそ40人の女子中 学生を、"レッド"を取り囲むように、ずらりと並べた。
「あーっはっはっは、いい気味だわ。自分が助けるはずの女子生徒たちに、たーっぷりと、屈辱的な姿を、目に焼き付けてもらえるなんてね」
クラリスが笑った。
「さあて、それじゃあ、いよいよ、最後の二枚を脱がすとしようか。マスクと、ブリーフの、どっちから行こうか?」
「・・・・や、やめろ!!」
「ほほほ、そういえば、お前の素顔を見るのは初めてだったねえ」
そう言って、クラリスが、ゆっくりと、"レッド"のマスクをめくり上げた。
「ほほほ、思った通りの、イケメンだね」
クラリスは、"レッド"(もう、ただの男に過ぎないが)の顔を上向きにすると、猛烈なビンタの連打を浴びせかけた。
「ぐ・・・・ちくしょう」
「ふっふっふ、悔しいかい?」
「約束だけは、守ってもらうからな!!」
男は、クラリスを睨みつけた。
「ほほほ!いい目だねえ」
クラリスが言い、男の最後の一枚に、手を伸ばした。
「お前の屈辱的な姿を目の当たりにして、女子がどういう反応を示すか、見ものだね」
そう言って、女王は、ブリーフをめくり降ろした。
女たちから嬌声が上がった。
天井のチェーンが引き上げられ、すべり出された三角木馬に、男はまたがるよう強制される。
身をよじって抵抗すると、たちまち"アマゾネス"たちの手で、身体を持ち上げられてしまった。
緩やかな三角形が、男の股間を直撃し、じんじんという痛みを伝えてくる。
だがそれ以上に屈辱的なのは、三角木馬は透明なクリスタル素材でできており、性器から尻の穴まで、丸見えだったことである。
「お前たちは、見るな!!」
女子中 学生たちに向かって、男が叫んだ。
だが、無駄であった。
かつての"同僚"である"ピンク"が、数人の女子中 学生の肩をたたき、
「この情けない姿を、よおく、見ておくのよ」
と言った。
女子中 学生の大半が、むしろ興味津々という顔で、男の姿を見つめていた。
「どうだい?長年の宿敵である、このクラリス様にとらえられ、丸裸でいらぶられる気分は?最高だろ?」
ワインを片手に、クラリスが言った。

「お、お前たち、馬鹿なマネはよすんだ!今すぐ改心しろ!!」
「このごにおよんで、まだそんな口を……あなたはもう、ヒーローでも何でもないのよ」
"ピンク"が、馬鹿にしたような、からかうような口調で言った。
「ふっふっふ・・こんなに大勢の女の前で、下半身を丸出しにされて、よくそんな口がきけるわね」
"アマゾネス"の一人が言った。彼女たちは、これまでさんざん男に痛めつけられて来たので、立場が逆転した今、男を辱しめ、苦しめることに余念がない。
「それに・・改心するのは、あなたの方なのよ」
"ピンク"が、悲しそうな顔でうつむいた。
「有史以来、わたしたち女性は、男に支配され、従属させられてきました。常に男は加害者、女性は被害者の立場でした。わたしは、そのことを女王から学びました」
「『わけがわからない』って顔してるわね。この部屋にいる女たちは、みんな分かっているのにね」
"ピンク"が言うと、制服姿の女子中 学生たちが、うんうんとうなずきあった。
「ホーッホホホホホホ・・・」
クラリスのさも愉快そうな笑い声が響き渡る。
「先に捕まった"ブルー"がどうなったか、教えてやろうか?あいつも強情だったけど、最後は、わらわの軍門に下ることを選んだよ。みずから女になることを選んだんだ。あいつは、お前よりも、賢かったね」
「みずから去勢を受け入れたのよ」
"ピンク"が言った。
「うそだ!!!」
「ウソじゃないわ、これが、その証拠よ」
そう言って、"ピンク"は小さなクリスタルガラスのペンダントを、ふところから取り出して見せた。それは、切り取られ、乾燥させられ、すっかりしなびてしまった"ブルー"の男性性器をあしらったアクセサリーであった・・。
「ご褒美に、わたしが賜ったのよ。女王から」
勝ちほこるように、"ピンク"が言った。
思わず絶句した元"レッド"の太ももに、ゆっくりと、"サッキュバス"の触手がつたってきた。ウネウネと下腹部に到達すると、まるで植物のつぼみのような触手の先端が、男の性器を優しくつつんだ。
「な、なにをする!!き、切るのか!!」
さすがに悲鳴をあげてしまう。
「あーーーはははははははは!!切りゃしないわよ!!」
"ピンク"が男の尻を叩いて言った。
「ただし、あなたが、"サッキュバス"の責めに耐え切れず、去勢を望むなら、そうしてあげる」
「だ、誰が!!お前たちなんかに・・」
「強情ねえ・・でも、それでこそ、"元レッド"・・その方が、あたしたちも、たっぷりと愉しめるってもんだわ」
「強がっても、どうせ、あと数分後には、泣いて許しを請うようになるのにね」
"アマゾネス"の姉妹が、彼の丸出しの下半身をつついて言った。
「ち、ちくしょう!!」
女たちの陰湿なイジメに、自分が元ヒーローであることも忘れ、思わず、泣きべそをかいてしまう男。
「ふふふふ・・いい気味だわ。それじゃ、はじめて下さい。あの"ブルー"でさえ、10分と耐えられなかったけど、あなたは、どこまで耐えられるか、見ものね」
"ピンク"が言った。
複数の触手が、今や完全に男の生殖器を飲みこんでいた。それは、見ようによっては、蛇が大口をあけて、彼の大事な部分にむしゃぶりついているようでもある。また、別の触手は、背後から彼のアナルを侵略する。
「や、やめろぉおおおおおおおおおオオ緒緒汚おおおおおoooo!!!」
「ホーッホホホホホホ、やめて欲しければ、無条件降伏あるのみ!!」
女王クラリスの高らかな笑い声が、響き渡った。
「みんな、よーく、見ておやり。なんだかんだエラそうなことを言っても、もう、あんなに勃起して・・男が、女に服従したサイン・・情けないねえ・・これが、オトコの姿だよ!!」
まだ性体験の少ない女子中 学生たちが、目を見開いて、無様な男の姿を見つめていた。
無数の触手にまきつかれ、男は、わずか10秒ほどで、精液をまき散らした。
女たちの悲鳴ともつかない嘲笑う声が響き渡る。
もちろん、これで終わりではない。
「腎虚の刑」
クラリスが言った。
その言葉通り、何度も、何度も、何度も、、、、
永遠につづく強制射精地獄に、元"レッド"である男は、今こそ、自分が男に生まれて来たことを心の底から後悔したのだった・・。
(とりあえずおしまい)
※
近未來用に書きためていた短編小説を、諸事情により、女性優位時代の方で発表させていただきました。
いつか時間があるときに、"ブルー"の末路についても、書いてみたいと思います。

参考動画※他の動画サイトに飛びます
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僕はセーラームーンやプリキュアのような正義のヒロイン達が、男尊女卑の悪い男性をお仕置きする展開が好きです。
久しぶりに小説読めて良かったです。
近未来用に書きためている小説の発表も楽しみにしてます。